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【初心者におすすめ】小型熱帯魚 卵胎生メダカ

AQUAさん

熱帯魚の中でもグッピーなど卵胎生の魚は繁殖が簡単なので、飼育している喜びが大きいです。自分で育てた稚魚がキレイに色づいていく過程はとっても楽しいですよ。

卵胎生メダカとは、卵ではなく魚の形で直接産まれている繁殖形態を持つ魚。日本には帰化してしまったカダヤシなどがいます。ほとんどは南米に生息しています。他の熱帯魚と混泳はできますが、産まれたばかりの稚魚は1cmくらいなので、隠れる場所や隔離できる容器を用意しないと、他の魚や親魚に食べられてしまうのでご注意を!

※画像は通販にリンクしています

グッピー

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グッピーは南米ベネズエラなどにもともと生息する卵胎生メダカ。熱帯魚を飼育する人なら必ず一度は飼育する、というくらいポピュラーな熱帯魚です。
様々な模様やヒレの形があり、それぞれに血統が別れています。寿命が2年程度と短く、半年くらいでほぼ成魚に成長するので、色々な種類のグッピー同士を掛け合わせて新しい色のグッピーを自分で創り出す、という深い楽しみもあります。

ただ、お店ではオスは血統ごとに別れていても、メスはごちゃまぜに売っていることもあります。グッピーは一度血統が混ざってしまう(雑種)と、なかなか固定しずらくなります。また、同じ親から産まれた血統同士を掛け合わせし続けると、奇形や小型化などの弊害も出てくるので、定期的に新しい血を入れる(交配させる)などのノウハウも必要になります。

売られているグッピーは外国産と国産に別れます。値段は国産の方が10倍以上します。日本の水で育てられ、産地からお店までも比較的ストレスなく運ばれてくる国産は丈夫で、血統がしっかり守られているのでおすすめです。外国産も最近は血統はしっかりしていますが、やはり海外から輸入されるので、購入直後の体調管理には十分気をつけたいところです。

AQUAさん

グッピーは体長に差があり大型のメスでは一度の出産で100匹以上産むこともあります。殖えすぎて困る、、、という声もよく聞きますね。

エンドラーズ

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グッピーの近似種ですが、体型、色彩、ヒレの形は野生のグッピーに近く、派手すぎない独特の雰囲気を持ちます。グッピーとも交配してしまうのでできれば別々に飼育したほうがいいでしょう。酸素たっぷりで流れがあるのが水槽環境が大好きで活発に泳ぎ回ります。オスもメスも小型なので出産数は一度に20-30匹ほど。親魚が小さい場合は子供が食べられることもないので、通常飼育下でもどんどん増えていきます。

AQUAさん

エンドラーズは私AQUAも大好きな熱帯魚。水草を茂らせた水槽や、流木を多用した自然風景を再現した水槽でも、ちょっと野性味のある色彩は非常にピッタリ合いますよ。

プラティ

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見た目は金魚のようにも見えますが、様々な色彩の種類のある卵胎生メダカ。もともとの野生種は地味な灰色ですが、改良種は赤や黄色、黒、グリーンなど色とりどり。

交配させてもグッピーのように色彩が落ちることはないので、繁殖後の楽しみも膨らみます。産まれてくる仔プラティは親とほとんど同じ形をしているのも見ていてかわいいですね。尻尾にミッキー柄の入ったミッキーマウスプラティは子供にも大人気です。

ソードテール

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ソード(剣)のような尾びれを持つ卵胎生メダカ。オスだけが尾びれの下部分が尖って伸びていきます。大きさは5-6cmほどに成長します。

野生種は地味な色ですが、一番売られているのはオレンジ色や黒のマーブル模様です。紅白のソードテールが作出されたときは衝撃的でした。体が比較的大きいので稚魚は食べてしまいます。増やしたいなら隔離できるケースが必要です。

AQUAさん

卵胎生メダカを水槽で飼育しながら増やしたいなら、こんかグッズがおすすめです。

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↑スドー サテライト

水槽枠にひっかけてエアーポンプを接続。エアリフトの力で水槽の水をケース内に引き込み循環させるので、水質も水温も飼育水槽と一緒にできます。食べられないくらいまで成長させたら親魚と一緒に泳がせればOK!

↑水作 フロートボックス

こちらは水槽内に設置するタイプ。浮力で水位に応じて浮き沈みするので使いやすいです。水槽内が邪魔になることを気にしなければ、こちらのほうが手軽です。