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肉食魚を飼育してみよう!特徴・メリット・デメリットを解説

肉食魚は、魚やエビといった生き餌を好んで食べる魚で、大きく成長する種類が多く迫力のある姿はとても魅力的です。

水草の間を行き交う小型熱帯魚も良いですが、ベアタンク水槽で堂々と泳ぐ肉食魚に憧れてアクアリウムを始める人も少なくありません。

今回は、特徴とメリット・デメリットを合わせて、肉食魚飼育の魅力をご紹介します。

AQUAさん

肉食魚の飼育はアクアリウムでも人気のジャンルです。興味のある方は、餌や飼育設備を整えて挑戦してみてください。

肉食魚の特徴とは?

肉食魚は、魚やエビといった動物性の餌を好んで食べます

捕食するものが大きいこともあって、体や口が大きい種類が多いです。飼育する場合は、専用の人工飼料や生き餌を与えるため、グッピーやネオンテトラといった小型熱帯魚とは違った餌が必要になります。

代表的な肉食魚は、

  • アロワナ
  • オスカー
  • スネークヘッド
  • ダトニオ
  • ポリプテルス

など、立派な魚体が魅力的な種類ばかりです。

肉食魚を飼育するメリット

肉食魚には小型熱帯魚にはないメリットがあります。

その魅力にひかれて、大型熱帯魚に憧れる人も少なくありません。

大きく迫力のある魚体

先ほど少し触れましたが、肉食魚には大きな魚体の種類が多く迫力があります

大きな水槽を優雅に泳ぎ、積極的に生き餌を食べる姿は豪快のひとこと。その光景を眺めるだけで満足感にひたることができます。

体力があり飢餓に強い

肉食魚は体が大きいこともあって、体力があります

基本的に丈夫な種類が多く、ちょっとした水質の悪化で体調が崩れることは少ないです。また、小型熱帯魚に比べ飢餓に強い傾向があるため、3週間程度餌を食べなくても死ぬことはありません。

ただし、健康面ではあまり良くないので、定期的な餌やりが前提です。

肉食魚を飼育するデメリット

肉食魚はとても魅力的な魚ではありますが、デメリットもあります。

メリットだけでなくデメリットも把握したうえで、飼育に挑戦することが大切です。

大型の飼育設備が必要

大きく成長する種類が多い肉食魚を飼育するには、大型の飼育設備が必要です

ポリプテルスやスネークヘッドでも、比較的小さな種類であれば60cm水槽で飼育可能ですが、それでも少し手狭に感じます。オスカーやダトニオの場合は、最低でも90cm以上の水槽が必要で、アロワナに至っては終生飼育を考えるのであれば180cm以上の水槽がほしいところです。

また、餌をよく食べることもあって、フンの量が多く水が汚れやすいので、ろ過フィルターは浄化能力の高い大型の製品が必要になります。肉食魚は大型になればなるほど、飼育設備を整えるのが難しくなります。

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混泳が難しい

肉食魚の口に入る大きさの小型熱帯魚は、食べられる可能性があるため混泳できません。

また、気性が荒い種類も少なくないので、相性が悪いとケンカが頻繁に起こって消耗してしまうこともあります。大きさを考えると、「ケンカするなら水槽を増やして単独飼育」ということも気軽にできないため、混泳は慎重にしなければなりません。

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人工飼料に餌付かせる必要がある

肉食魚は魚やエビといった“動くもの”を捕食することもあって、生き餌ばかりで人工飼料をなかなか食べないものがいます

生き餌のみだと栄養が偏るため、そのような場合はさまざまな工夫をして人工飼料を食べさせなければならないので、かなり手間です。

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迫力のある肉食魚を飼育してみませんか?

肉食魚の堂々とした姿と迫力に、魅力を感じてしまう人は少なくありません。

しかし、大型の飼育設備が必要なうえに、混泳が難しかったり人工飼料に餌付かせる必要があったりと、飼育のハードルはやや高いです。

肉食魚の飼育を検討している場合は、失敗しないためにもメリットだけでなくデメリットも把握したうえで挑戦することをおすすめします。

 

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