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エアーポンプのトラブル 

AQUAさん

エアーポンプの内部パーツには寿命があります。寿命が来てから焦る前に、スペアパーツを手元に置いておくと安心です。

市販されるエアーポンプはほとんどがダイヤフラム式という構造で、電気的に振動を作り出し、ゴムカップをその振動で震わせて空気を排出させます。ゴムを常に振動させるため、ゴム部分は劣化します。半年から1年程度がこのダイヤフラムの寿命と考えていいでしょう。アクアリウム用のエアーポンプは室内用に設計されています。屋外やベランダなど、外気環境では寿命が極端に短くなることがあります。

寿命が近づくとエアー量の低下や振動・異音が発生することがあります。

ペットショップやホームセンターにはすべてのエアーポンプのパーツが売っていない場合があります。通販サイトやメーカーの直販サイトにはエアーポンプのスペアパーツが売っています。自分の使っているエアーポンプのパーツをスペアとして持っておくといいでしょう。

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10本以上とか20本以上などという多数の水槽に空気を送る場合は、アクアリウム用のエアーポンプよりも、浄化槽に使うようなブロアーを使ったほうが経済性が高いかもしれません。


最近の技術革新で新しい構造のエアーポンプが登場しました。中国ではすでに販売されている「ピエゾ素子」を使ったエアーポンプが輸入されニッソー社から販売されています。まだまだ耐久性やエアーポンプとしての吐出力には改良の余地がありますが、ほぼ「無音」になった点では、非常に革新的。小型水槽で補助的に使用するエアーポンプとしてはおすすめです。