水草を育成していて、成長が悪いと感じたことはありませんか?
鮮やかに生い茂る水草水槽を目指しているのに全体的に細く元気がない。そのようなときは、使用している照明が関係している可能性があります。
照明の性能が水草の育成に足りていないと、きれいに育てることはできません。
そこで、今回は水草の育成に最適なLEDを3つピックアップしてご紹介します。
AQUAさん
このページの目次
水草に照明が必要な理由と条件
水草は根や葉から吸収する他に“光合成”によって成長に必要な栄養を作り出します。
光合成にはCO2と光が必要なので、照明は欠かすことができません。水草は光が不十分だと、成長が悪くなったり細く弱弱しくなったりしてしまいます。
ひどい場合は枯れてしまうこともあるため、水草の育成を楽しみたいのであれば、照明を用意する必要があります。ただし、すべての照明が水草の育成に向いているわけではありません。
重要なのは「光量」と「波長」です。この2つが適していなければ、水草を効率よく育てることは難しいです。
光量
水草の育成にLEDを使う場合は光量に着目する必要があります。
光量が足りていないと、
- 全体的に細くなる
- 横ではなく上に伸びる
- 枯れる
といった問題が起こることも少なくありません。
少ない光量で育つ種類であれば良いのですが、きれいな水草水槽を楽しみたい場合は光量を必要とする水草も欲しいところです。そのため、“十分な光量“は水草の育成に必要な条件の1つと言えます。
最適な波長は青と赤
光量だけでなく、“波長”も水草の育成には欠かせない条件です。
光合成には光が必要ですが、適した波長でなければ効率よく成長させることはできません。
なかでも“青”と“赤”の波長は水草が吸収しやすいため、育成にはこの2つの波長を含むLEDを選ぶ必要があります。一方で緑の波長は吸収しにくいので、水草の育成には向いていません。
水草の育成に最適なLED3選!
水草の育成には光量と適した波長を備えた照明が欠かせません。
ここでは、そのどちらの条件も満たしているLEDを3つご紹介します。
ジェックス クリア LED POWER X 600
ジェックス クリア LED POWER X 600
水草の育成だけでなく、自然な水槽を演出できるLEDです。
青と赤、緑、すべてを含んだ白い波長と非常に明るい光量で水槽を照らします。水草の育成に適しているだけでなく、白い光によって水草や魚をより自然に見せることが可能です。
また、照明自体がとても薄くコンパクトなので、圧迫感によって景観を崩すこともありません。育成と観賞、どちらも楽しみたい場合におすすめします。
ジェックス クリアLED パワーIII 600
ジェックス クリアLED パワーIII 600
水草の育成に使われる機会が多いLEDです。
光量があり、青と赤、白の三色をスイッチで自在に切り替えられるため、水草の育成にも向いています。また、照射角度も広いことから、水槽内をくまなく照らすことが可能です。
価格がお手頃なこともあって、幅広い層から支持を得ています。
テトラ パワーLEDプレミアム 60
テトラ (Tetra) パワーLEDプレミアム 60
水草の育成に十分な光量と青と赤の波長を多く含むLEDです。
青・赤・白の三色を個別に点灯できるので、効率よく育てたい場合は青と赤、水槽を自然に見せたいのであれば白といった使い分けすることもできます。
また、照明の点灯時間を管理できるデュアルタイマーが内蔵されている点も評価が高いです。
最適な光量と波長のLEDできれいな水草を育て上げよう!
水草の育成では、つい光量に目がいきがちですが、波長も気に掛けることが重要です。
きれいな水草を効率よく育てるために欠かせないことなので、水草の育成にLEDを選ぶ場合はチェックしてみてください。
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