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アクアリウムの費用ってどれくらい?初期費用と維持費用。

アクアリウムは費用がかかる、というイメージがあるかもしれません。確かに初期費用はかかりますが、趣味全般からすると決して高いものではありません。初期費用と継続費用に分けて少し解説していきましょう。各商品の選び方など詳しくはクリックしてご覧ください。

アクアリウムの維持費用

毎月の電気代と用品代

一般的な60cm水槽で金魚を飼育した場合の1ヶ月あたりの維持費の例です。

電気代目安
照明器具
1日8時間使用
90円/月~※15W程度のLED。普通のアクアリウムなら足りる明るさです。
フィルター電気代
1日24時間使用
70円/月~※一般的な上部フィルター、外掛けフィルターの場合
エアーポンプ電気代
1日24時間使用
40円/月~※一般的な60cm用エアーポンプ
ヒーター電気代
1日12時間通電
1,200円/月~※24時間電源を入れていても、一般的な家庭では通電時間は12時間未満と言われています。
合計1,400円/月~

 

用品代1ヶ月あたりの目安
ろ過フィルター代
※1ヶ月に1枚交換
200円/月~※3個入や5個入りなどお徳用を買うと節約に!
エサ代
※一般的な小型魚飼育の場合
300円/月~※900円の餌を3ヶ月程度で使い切る場合
水質調整剤など
※カルキ抜きやバクテリア剤など
150円/月~※900円の商品を半年で使い切った場合
合計550円/月~

AQUAさん

どうでしょうか。結構大きい60cm水槽でも1ヶ月あたりの維持費は2000円もしません。ゴルフなどの趣味に比べたら、安価ですよね!

初期費用

例:30cm水槽で「できるだけ安く」始める場合!

一番安価なフィルター付きセット水槽と、最低限必要な飼育グッズであれば、3,000円程度の費用(※魚、水草除く)でスタートできます。照明器具や保温器具を追加して使用すると費用は高くなっていきます。

用品価格目安必要度詳細
30cm水槽セット(フィルター付)1,500円~★★★★★ホームセンターや通販で割安で購入できます。
照明器具3,000円~★★★☆☆必ずしも必要ではありませんが、美しい水景を観賞したり、水草を育成するには必要になります。
保温器具2,500円~★★★☆☆熱帯魚には必須です。金魚、メダカも冬場保温することをおすすめします。
水質調整剤500円~★★★★★水道水の塩素を抜くカルキ抜きは必要。水質安定のためのバクテリアの添加はお掃除の手間を減らすなど、効果があります。
底砂500円~★★★★☆濾過バクテリアが繁殖したり、水景をつくったりするために必要です。
エサ500円~★★★★★お魚を飼育するには必要です。必要です。
お魚・水草***水草は水槽の水をキレイにする効果もあります。
合計3,000円~

 

例:30cm水槽で「おしゃれに、ちょっとだけお金をかけて」始める場合!

おしゃれな水槽をつかって、インテリアとしてアクアリウムを楽しむ場合の例です。インテリアなので水の汚れを防いだりすることも重要で、そのための用品を揃えるとおおよそ10,000円くらいかかります。

用品価格目安必要度詳細
フレームレス水槽
30cmフィルターセット
5,000円~★★★★★樹脂枠のないオールガラスのフレームレス水槽がおすすめです。
照明器具3,000円~★★★★★水槽をインテリアとして楽しんだり、水草水槽には照明器具は必須です。
保温器具2,500円~★★★☆☆熱帯魚には必須です。金魚、メダカも冬場保温することをおすすめします。
水質調整剤500円~★★★★★水道水の塩素を抜くカルキ抜きは必要。水質安定のためのバクテリアの添加はお掃除の手間を減らすなど、効果があります。
底砂1,000円~★★★★★水草育成やきれいな水質維持のため、ソイルやゼオライトなどの機能性底砂がおすすめです。
エサ500円~★★★★★お魚を飼育するには必要です。必要です。
お魚・水草***水草は水槽の水をキレイにする効果もあります。
合計10,000円~

水槽サイズが大きくなると必然的に費用は高くなっていきます。底砂や保温器具、照明器具もサイズに比例して価格は高くなっていきます。