AQUAさん
魚が水槽で暮らすためには水の存在は重要です。多くの人は水道水を利用するので、地域により水道水の水質は異なるため調整が必要な場合があります。また、井戸水を使う人もいるかもしれません。それぞれの飼育に合った水質調整剤を選んで、魚を健康に、美しいアクアリウム環境で飼育しましょう。
最初の水づくりから水質維持のためのものまで、代表的な水質調整剤の特徴をお話しします。ほとんどの調整剤は液体で直接水槽に投入します。中には固形や粉状のものもあります。
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カルキ抜き
水道水の中の塩素(クロラミン含む)を中和します。水槽を立ち上げるときや水換えの際に使用するので、アクアリウムでは必須の水質調整剤です。
粘膜保護の機能を持たせたものや、濁り除去の効果も持つものもあります。昔は「ハイポ」と呼ばれる透明な米粒大の結晶状態のものが主流でしたが、子供の誤食などがあり現在ではカルキ抜きはほぼ液体のものが売られています。
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↑ベーシックなカルキ抜き
↑ニゴリを抑えるカルキ抜き
↑4つの機能が合体!
粘膜保護剤
粘膜保護成分により魚の体表やエラを保護します。魚はストレスを感じたときや病気の初期段階に、体表に変化が現れます。これは自分の体を守るために粘膜を分泌している状態です。粘膜に異常があると体表の保護ができなくなり、病気の原因になることがあります。粘膜保護剤は魚自身が分泌する粘膜保護成分の代わりの役目を果たしてくれます。
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↑粘膜保護剤といえばコレ!
↑金魚用。粘膜保護+カルキ抜き
↑お高いけど成分は同じ。鯉屋さん御用達。
ろ過バクテリア剤
水槽には必ずろ過バクテリアがいます。飼育しているうちに自然に発生しますが、飼育の初期段階や水換えの直後などは様々な種類のバクテリアのバランスが崩れることがあります。あらかじめろ過バクテリアを添加することでそのバランスを補い、水質変化を抑え込むことができます。
水の透明感など目に見える効果もありますが、何より魚にとっての住みやすい環境ができることがメリットです。水換えのたびに添加することで水質を安定させることができます。ろ過バクテリア剤には液体と固形がありますが、即効性を求めるなら液体を選びましょう。
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↑売れ筋。硝化菌系バクテリアの中では安定感高い。
↑お買い得です。初期のろ過に効果的。
↑光合成細菌。はっきり「ここに効く!」が説明しにくいですがロングセラー品。
コケ抑制剤
コケは光が強すぎたり、水槽内に余分な栄養がありすぎると発生します。多くの場合、光を当てる時間を短くしたり、弱くすることでコケの発生は抑制できますが、コケ抑制剤を使えば飼育環境に関わらず、安全にコケを抑えることができます。
市販されるコケ抑制剤には大きく分けて2種類あり、1つは植物の光合成を完全に遮断するタイプ。このタイプは水草の光合成も止めるので、水草は枯れてしまいます。もう1つはコケ(藻類)だけに作用するもの。コケ抑制自体の効果は若干弱まりますが、ろ過バクテリアなどの微生物にも影響がないので安心して使うことができます。
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↑こちらは天然ピートの成分でコケを抑制
濁り除去剤
水槽内に発生する濁りを除去します。水槽の濁りの原因は、①ろ過バクテリアのバランスが崩れた時に現れる白ニゴリ、②細かい砂の中の粉やゴミやアオコ があります。濁り除去剤が効くのは②のケースのみ。微生物が原因の濁りには、水質改善しか解決策はありません。水換えやバクテリアの添加が効果があります。
濁り除去剤の仕組みは、小さな濁りの原因同士を凝固剤でくっつけて大きくし、それをフィルターなどにひっかけて除去する、というものです。濁り除去剤を使ったあとにはフィルター交換をおすすめします。麦飯石系の濁り除去は吸着させることで濁りを取りますが、効果は限定的です。
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早速回答いただきどうもありがとうございました。安心しました。
メーカーさんに聞かないとわかりませんが、同じバクテリア属を使っていると思いますので、どれでも大丈夫かと思います。
GEXベストバイオブロックを使用して 水の透明感に驚きました。レッドビーシュリンプには、メダカ用 熱帯魚用 カメ用のどれが1番適していますか?