コリドラスはお掃除以外も活躍しています！

コリドラスはナマズの中まで南米を中心に生息する熱帯魚。外敵から体を守るために硬い鎧のような鱗に覆われています。大きさは種類によって差がありますが、4-8cmくらい。ほとんどの人気コリドラスは4-5cm程度です。

水槽の底の砂利をモソモソしながらいつもエサを探し回ります。エサにありつくと泳ぐのをやめてモグモグ…そんな姿もかわいいですね。コリドラスといえばヒゲも特徴ですが、あまり尖った底砂を使っているとヒゲが傷んで短くなったりしてしまいます。コリドラス愛好家のみなさんは川砂などの細かいものを使う人が多いです。

気がつくと産卵していることがあります。狙って産卵させるのはなかなか難しいのですが、コリドラスはガラス面や水草など、あちこちに卵を産み付けていくので、もし卵を発見したら隔離しておきましょう。稚魚の孵化までたどりついたら、ブラインシュリンプなど動物性の稚魚用フードを与えます。

残ったエサを食べてくれる、という役割だけが有名なコリドラスですが、底砂や水草の根本をホジホジしてくれることで、ゴミが一緒に留まって傷んでいくことを防いでくれたり、水の流れがないところに水流をつくってくれたりと、実は水槽内でたくさん活躍しています。

↑コリドラス・パンダ　目の周りがパンダそっくり。