アクアリウムは大人から子どもまで、幅広く楽しむことができる趣味です。
特に子どもは生き物が好きなので、飼い方や命の大切さを教えるために水槽を置いているご家庭もあるのではないでしょうか。
ただし、水槽は100kgを超えることも珍しくはないため、危険がないわけではありません。安心して楽しむためには水槽の安全対策が必要不可欠です。
今回は、トラブルが起こる前に実施していただきたい、水槽の安全を確保する方法をご紹介します。
AQUAさん
このページの目次
水槽に潜む危険
水槽は一般的な60cm水槽でも水と底砂を入れると100kg近い重さになるので、転倒すると非常に危険です。
滅多にありませんが、子どもが遊んでいる最中にぶつかって倒れてしまうと、大けがにつながりかねません。また、地震によって転倒することも考えられます。
他にもヒーターをいじって魚が全滅したり大量の餌を入れてしまったりなど、子どもだけでなく、魚に被害がおよぶことも少なくありません。
そのため、万が一のことも考えて安全対策はしっかり行った方が良いでしょう。
水槽の安全を確保する方法!
水槽の安全を確保する方法をご紹介します。
ちょっとしたことで安全性を高められるので、子どもがいるご家庭や地震による転倒が心配な場合におすすめです。
水槽が転倒しないようストッパーや耐震マットを設置する
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水槽の転倒を防ぐためには、「ストッパー」が効果的です。
壁と水槽台を固定して転倒するリスクを下げることができます。また、耐震マットを設置すると、より安心です。
しかし、どれだけ転倒防止策を施しても水槽の設置場所が不安定であれば、効果は半減してしまいます。水槽を設置する際は、
- 平らな場所
- 床の耐荷重
この2つのポイントもチェックしておきましょう。
水槽を設置するときに気を付けたいチェックポイント5選!水槽台の角に緩衝材を付ける
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子どもが水槽台の角にぶつかって、けがをすることがあるので緩衝材を付けることをおすすめします。
身長が低いこともあって、水槽台の角が頭の位置にくると思わずぶつけてしまうこともあるでしょう。そのような場合でもけがをせずに済むので、心配な方は水槽台の角に付けてみてください。
子どもだけでなく、人がよく通る場所に水槽を置く場合にも効果的です。
ろ過フィルターなどの飼育器具は手の届かないところへ
子どもは好奇心が旺盛なので、水槽周辺の飼育器具を触ってしまうことがよくあります。
ろ過フィルターやヒーターをいじってしまうと最悪の場合、水槽の魚が全滅してしまうこともあるので、要注意です。
そのため、できるだけ水槽台の中に収納する、もしくは高い場所に置くなどして、手が届かないよう工夫しましょう。
コンセントガードを付ける
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子どもは意図せずコンセントを抜いてしまうことがあります。
すぐに気が付けばよいのですが、長時間ヒーターなどが抜けた状態だと魚の生死に関わることも。コンセント周りは漏電の危険もあるため、子どもの安全面でも「コンセントガード」を付けることをおすすめします。
また、コードを引っ張ってしまわないよう、まとめておくことも大切です。
安心してアクアリウムを楽しむためにも水槽の安全対策は万全に!
アクアリウムはきれいな熱帯魚を鑑賞できる楽しい趣味ですが、水槽には危険が潜んでいることも忘れてはいけません。
ただし、安全対策ができていればリスクを最小限に抑えられるため、是非、実践してみてください。
子どもだけでなく、ご自身や魚の安全にもつながることでしょう。
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