AQUAさん
LEDが暗くなった
LEDの特徴として、一つ一つの素子が暗くなる、ということはありません。LED素子に問題が起きれば一つの素子の光が完全になくなります。素子交換はできないので、点灯する素子が減ると少し全体の明るさが落ちていきます。一般的にはLEDが素子の耐久時間は40,000時間程度ですので、1日6~8時間点灯するとすれば、約15年前後は耐久性がある、ということになります。
また、「何となくLEDが暗くなった」という場合は、一度LEDライト本体の透明カバーや、水槽に設置しているガラス蓋をキレイに掃除してみると、目に見えるほど明るさが復活することもあります。特に、水滴が跳ね返るガラス蓋は水滴跡が残りうっすらと曇った状態になるため、水中に届く光が弱まることがあります。
LED素子に問題がない場合は一度カバー、ガラス蓋を掃除してみましょう。
LEDが全く点灯しない
LED素子が配列されている基盤は構造上、何かがの不具合で全く点灯しなくなる、という事例は稀です。例えば、水中にLEDを落としてしまった、というような場合は基盤内でショートして全く点灯しなくなることがあります。たとえ点灯するとしても、水没した基盤に電気が流れることは大変危険なので、使い続けることはやめましょう。
LEDの耐久年数を待たずして、突然全く点灯しなくなった場合一番疑うべきは「アダプター」です。基盤自体の設計や製造品質にはメーカー間で大きな差はありませんが、アダプターには国内メーカーや海外メーカーとを比較すると設計や製造面で大きな差があることがあります。LEDの明るさや価格の安さだけにとらわれると、アダプターで痛い目を見ることがあるので注意が必要です。
国内メーカーのLEDのはアダプターのみを部品として扱う場合もありますが、ほとんどの場合価格は割高になります。
LEDが点滅する場合は基盤、またはアダプターの故障です。見た目の問題もありますが、使い続けることは危険ですので使用を中止しましょう。